1年間

ブルーベリー・カレンダーで安心!



   1年間

ブルーベリーの 年間カレンダー
 次の主なポイントにより、 美味しいブルーベリーを収穫し、喜びであふれます。
(1)酸性の用土
(2)水やりを十分にし、日当たりで
(3)剪定と植え替え
 これらのポイントが満たされると、ブルーベリーは育ち、美味しい果実をつけます。

 (1)のポイントがずれていた場合、「土」の記事で詳細を説明しましたので参考にしてください。
「土」の記事は、ピートモスとpH調整、通気性・通水性、乾燥を防ぐマルチについて説明しました。
ブルーベリーは、乾燥に極端に弱いため、水やりが大切になるのです。
また、ブルーベリーは、、日当たりで育つことにより、美味しくなります。
さらに、果実を大きく育てるために、大切なのが、「剪定」です。
剪定により、病害虫からも強くなります。
実らせるため、同じ開花時期の2種類以上の品種を接近して育てる場合があります。
蜂が少ない場合、人工授粉を考えましょう!
これらのポイントを実行することで、ブルーベリーは、応えてくれ、美味しい果実を収穫できます。


 では、ポイントを忘れないため、年間カレンダーを使用するステップへ進みます。
ブルーベリーの経済樹齢は、苗木植付け後8年目から30年以上、と言われています。
カレンダーは、約40年間、ブルーベリーとの付き合いを実り豊かにするに違いありません。
次のリンクより日本の平均的な気候・品種の「ブルーベリー・カレンダー」をダウンロードできます。
ブルーベリー・カレンダー
(※Excel97以降のバージョンで利用できます。お住まいの気候・品種に合わせカレンダーを修正・印刷できます。)

カレンダーの記述方法
(1)水やり、雪対策 (水やりは、春・秋は毎日、夏7月は1日2回、冬は3日に1回程度必要です。)
(2)ブルーベリーの成長
  1)花芽 2)開花 3)新梢 4)果実 5)秋枝 6) 紅葉/落葉
(3)作業
  1)収穫 2)剪定 3)挿し木 4)鳥対策 5)肥料/マルチ 6)植え替え

【 1月 】
(1)冬です、乾燥します、3日に1回水やりが必要です。乾燥に弱いからです。
しかし、雪が積もる地域の場合、雪からまもる必要があります。
そのため、角材などを使用し、囲います。
(※ 「冬」の記事で、詳細を説明しました。)
(2)冬の間、ブルーベリーは、休眠します。
(3)休眠期には剪定をします。 『落葉したら剪定』、と覚えましょう!
(※ 「剪定」は、詳細を記事で説明しました。)
剪定で切った枝は、挿し木として使用できます。
剪定後、寒肥を与えることがあります。

【 2月 】
(1)乾燥します、3日に1回水やりが必要です。
(2)開花が早いサザンハイブッシュなどの品種は、花芽が出始めます。
(3)しかし、多くの品種は、休眠中、植え替えは、この休眠中にできます。
冬季剪定は、2月で終わりです。
芽が出、根が動き出すため、有機肥料を必要に応じて与えます。

【 3月 】
(1)鉢植えの場合、水やりを毎日行います。乾燥に弱いためです。
好みは、通気性と水持ちが良い酸性の土です。
(※ 「土」について、詳細を記事で説明しました。)
(2)休眠中の品種があります。  
(3)3月は、寒い地方の場合、植え替えの時期です。まだ、根が動いていないからです。
剪定で切った枝は、挿し木として使用できます。
また、「春肥」として肥料を与える時期です。
急激に成長し、開花させ、果実への栄養が必要です。
(※ 「肥料」について、詳細を記事で説明しました。)
春肥を与えると同時に、土のpH調整が必要な場合があります。
ブルーベリーは好酸性植物です。生育に好適な土のpHは、約 5±0.5 です。

【 4月 】
(1)水やりを毎日行います。「乾燥を嫌う」からです。
しかし、日光を好みます。 したがって、日当たりの良い場所が必要です。
(2)4月は、開花の時期です。
(3)実らせるため、同じ開花時期の2種類以上の品種を接近して育てる場合があります。
人工授粉の手間が省けるかも知れません。 蜂が少ない場合、人工授粉を考えましょう!
害虫や鳥などに注意し、必要に応じてネットなどを使用し、鳥から花を守ります。

【 5月 】
(1) 水やりを毎日行います。
(2)果実の発育期です
(3)害虫や鳥などに注意し、必要に応じてネットなどを使用し、鳥から花・果実を守ります。
庭植えの場合、「夏肥」として5月上旬〜6月上旬に追肥をします。
新梢上に花芽の着生が良くなるからです。

【 6月 】
(1)水やりを毎日行います。
(2)新梢の成長が止まる時期です。 しかし、止まらない場合、肥料を減らすようにします。
(3)ブルーベリーの収穫期が始まります。品種により9月頃まで収穫できます。
約3000年の昔から、4年目から収穫する事になります。
害虫や鳥などに注意し、必要に応じてネットなどを使用し、鳥から果実を9月頃まで守ります。
ハイブッシュ系は、実全体が青くなってから約3日程度で収穫できます。
ラビットアイ系は、全体が青くなってから約一週間で収穫できます。

【 7月 】
(1)9月末頃までは、水やりを欠かせません。また、夏の暑さに注意が必要です。
 夏の暑い時期は、朝晩、1日2回水をやりをします。乾燥に弱いためです。
(2)品種により、果実が豊かに実る時期です。
しかし、品種の違いにより、収穫が終わる場合があります。
特に北部ハイブッシュ系、半樹高ハイブッシュ系は、夏の強い日差しと暑さが苦手です。
(3)ブルーベリーは、年に2.3回枝が伸びるので、成長が止まってから夏季剪定を行います。
夏季剪定のポイントは、少々込み入った枝を切り、風通し良くし、病害虫から守ります。
夏季剪定で切り離した枝は、挿し木として使用できます。

【 8月 】
(1)9月末頃までは、水やりを欠かせません。乾燥に弱いためです。
(2)品種により、果実が豊かに実る時期です。
品種の違いにより、収穫が終わる場合があります。
(3)収穫が終わった後、必要に応じて肥料を与えます。
肥料を与える時期は、8月中旬〜9月中旬で、「礼肥」として施すことになります。
秋枝を成長させ、翌年の新梢の成長や開花・結実を良くするためです。

【 9月 】
(1)まだ暑いので、必要に応じて水やりをします。乾燥に弱いためです。
(2)9月には、秋枝が成長してきます。
(3)収穫が終わった後、必要に応じて肥料を与えます。
秋枝を成長させるためです。

【 10月 】
(1)必要に応じて水やりをします。
(2)秋枝が成長してきます。
(3)油粕などを年の最後の肥料として与えます。
秋枝を成長させるためです。

【 11月 】
(1)必要に応じて水やりをします。
(2)秋は、美しい紅葉の季節です。
(3)休眠期には剪定をします。 『落葉したら剪定』、です。
11月は、暖かい地方の場合、植え替えの時期です。
秋が深まり芽の動きが止まってくるからです。
「マルチ」は、土の乾燥を抑え、雑草が生えるのを防ぎ、温度を調節ために使用する場合があります。
使用中の「マルチ」を取り除き、酸性度未調整のピートモスなどを敷き、取り除いた「マルチ」をまた戻します。

【 12月 】
(1)必要に応じて3日に1回水やりをします。
(2)根が凍る冬です。
(3)休眠期には剪定をします。 『落葉したら剪定』、です。
剪定後、寒肥を与えることがあります。
ノーザンハイブッシュなどは、寒さに強く、根が凍りついても大丈夫です。
しかし、枝が硬くもろくなっているため、雪が積もる地域の場合、対策が必要です。
(※ 「冬」について、詳細を記事で説明しました。)

品種

ブルーベリーの品種を選べます!


 品種

ブルーベリーは、寒冷地、暖地向きの大きく2つに分かれます。
1.寒冷地向き
  (1)ハイブッシュ系
     1) ノーザンハイブッシュは、関東以北の寒冷地で育てることができます。
     2) サザンハイブッシュは、暑さに強い反面、寒さや乾燥にやや弱い傾向があります。
     3) ハーフハイブッシュは、木の高さが比較的低く、極寒冷地で育てることができます。
  (2)ローブッシュ系
     1) ローブッシュは、樹高が低く、乾燥に強く、極寒冷地で育てることができます。
2.暖地向き
  (1)ラビットアイ系
     1) ラビットアイは、関東以南で育てることができます。


品種の特徴と種類
1.ハイブッシュ系
  この種類は、北国など寒い地域に適し、氷点下約30度まで耐える事ができます。
  (1)ノーザンハイブッシュには、主に次の品種があります(Willamette Valley of Western Oregonより引用)。
    ・ Earliblue(アーリーブルー)
    ・ Bluetta(ブルータ)
    ・ Duke(デューク)
    ・ Reka(レカ)
    ・ Spartan(スパータン)
    ・ Patriot(パトリオット)
    ・ Northland(ノースランド)
    ・ Bluejay(ブルージェイ)
    ・ Blueray(ブルーレイ )
    ・ Chandler(チャンドラー)
    ・ Toro(トロ)
    ・ Hardyblue(ハーディーブルー)
    ・ Bluecrop(ブルークロップ)
    ・ Bluegold(ブルーゴールド)
    ・ Berkeley(バークレー)
    ・ Rubel(ルーベル)
    ・ Legacy(レガシー)
    ・ Brigitta(ブリジッタ)
    ・ Jersey(ジャージー)
    ・ Darrow(ダロウ)
    ・ Elliott(エリオット)
  (2)サザンハイブッシュには、主に次の品種があります。
    ・ Oneal(オニール)
    ・ Sharpblue(シャープブルー)
    ・ Misty(ミスティー)
    ・ Jubilee(ジュビリー)
    ・ Sunshine Blue (サンシャインブルー)
    ・ Southmoon(サウスムーン)
  (3)ハーフハイハイブッシュには、主に次の品種があります。
    ・Polaris(ポラリス)
    ・Northcountry(ノースカントリー)
    ・Chippewa(チペワ)
    ・Northblue(ノースブルー)
    ・Northsky (ノーススカイ)

2.ローブッシュ系
  この種類は、樹高が低く、乾燥に強く、極寒冷地で育てることができます。
    ・Top Hat (トップハット)
    ・Burgundy(バーガンディー)
    ・Brunswick(ブランズウィック)
    ・Fall Creek(フォールクリーク)
    ・Thunderbird (サンダーバード)

3.ラビットアイ系
  この種類は、暖かい地方での栽培に適しています。
    ・Vernon(バーノン)
    ・Alapaha(パラパー)
    ・Powderblue(パウダーブルー)
    ・その他(※日本では、上記以外の多くの品種があります。)
    

(※ Willamette Valley of Western Oregonより引用しました。)

鉢植え

ブルーベリーは、最初、鉢植えが安全です!


ブルーベリーは、鉢植えからスタート出来ます。
鉢植えと地植えとを比較しました。

1.鉢植え
 (1)良質の土は、少量で済みます。
 (2)日当たりの良い場所に移動できます。
 (3)長時間の直射日光を移動させ、避けることができます。
 (4)病害虫から苗を比較的容易に守れます。
 (5)水分を毎日与えることが必要です。
 (6)ベランダでも栽培できます。
 (7)根詰まりのため、1から2年で植え替えが必要です。

2.地植え
 (1)土と水は豊富です。
 (2)根腐れは、ほとんどありません。
 (3)根詰まりが起きません。
 (4)根が横に伸びても障害物はありません。
 (5)土壌改良にコストがかかります。

上記から、最初ハチ植えし、3,4年目から地植えにする栽培法が考えられます。
苗木は、鉢により安全を守られます。 
また、良質の土が少量で済み、コストが抑えられます。
最初から地植えした場合、地下茎が真横に伸び、根付きが良くないのです。
このように、小さい苗は、大きすぎる鉢に植えた場合、根付きが良くありません。
しかし、ハチ植え特有の根腐れが起こりやすいので、注意しましょう。
適度の根詰まりは、乾燥状態を生み出し、反対に、地下茎が少ない場合、過湿状態となりやすいのです。
ハイブッシュ系は、植付けから数年経つと根腐れの状態に陥ることが知られています。
これは、過湿にせずに通気性を良くすれば改善されます。
この果樹は、適度の酸素が必要なのです。

鉢 植えの作業のポイントは、植え替えです。
果樹は、1から2年経つと鉢の中で根詰まり状態になるのが普通です。
出来れば、毎年植え替えをすると良い、と言われています。
例えば、1年目は5、6号(15から18cm)、2年目で10号(30cm)の鉢が適しています。
(※ 「植え替え」の記事で詳細を説明しました。)


一方、鉢植えした場合、ベランダなどで栽培できます。
したがって、多くの人がブルーベリー栽培を高層マンションのベランダで楽しんでいます。
しかし、地植えの場合と比較し、人工授粉・水やり・流れ出てしまう肥料などに苦労するかも知れません。

他方、挿し木により苗を増やすことが比較的簡単にできます。
剪定した枝は、ハチ植えで簡単に挿し木とすることができます。
ハチ植えは、土や肥料が少量ですみ、日光に当てるための移動も簡単です。

剪定

ブルーベリーは、剪定すると気持ちが良いのです!




   剪定

剪定は、果樹を病害虫から守ります。
  果樹は、この作業をしないと、小枝が密集し、栄養が余分に必要になるため、樹が弱くなります。
 また、実が小さくなり、果実の質と味が悪くなってゆきます。

この作業は、養分を樹全体に行き渡らせるため、必要になるのです。
毎年、基本的に芽や根の成長が一旦止まった時期に作業します。
『落葉したら剪定』、と覚えましょう!

挿し木をする場合、冬季、夏季2回のこの作業を行うことがあります。
風通しを良くし、病害虫から守る意味があります。
切り出した枝は、挿し木として使用できます。

方法の具体的例
ポイントは、図のように風通しを良くする事です。
剪定

(1) 太くても内側の古い枝は、根から切ります。
(2) 内側に向かう枝は、切ります。
(3) 真横へ向かう枝は、切ります。
(4) サッカー(地下茎から延びる芽)は、切ります。
(5) ショート(枝の先端近くでのびる物)は、先を切り、翌年に成長する多数の木に実をならせます。

以上の作業の結果、果樹は、果実を大きく成長させることができます。




ブルーベリーは、毎日忘れずに世話すると、必ず応えてくれます!
大きく美味しいブルーベリーを、日本の各地で育てましょう!

肥料

ブルーベリーの成長のため、肥料を与えます。


1.種類
  (1) ブルーベリー専用の 「ブルーベスト」
      ブルーベリー専用の肥料です。
      酸性に調整されたものです。
      しかし、長期間にはpHが大きくなりますので、pH調整が必要です。
      酸性土壌で流出しやすいマグネシウムを配合してあり、有機素材の魚粉・油粕を含んでいます。
      例として、成分は、窒素6:リン酸5:カリ5:マグネシウム2:鉄0.1、となっています。

  (2) 油粕など
       緩効性です。

  (3) 油粕に骨粉を混ぜたもの
       緩効性です。

  (4) 硫酸アンモニウム
       速効性のある化成肥料の代表です。
      この肥料は、葉から緑が抜け落ちて黄ばんできたとき、パラパラまくと効き目があります。
      酸性の肥料のためです。
      (※ 成分保証票に「アンモニア態窒素」を含む、と書かれている肥料を確認し、購入する必要があります)

  (5) マグアンプKの大粒
       緩効性です。しかし、土をアルカリ性にしてしまう危険があります。
      鉢植えや植え替えのとき効果的です。
      植物の初期育成を促す、といわれているからです。

  (6) 硫黄粉末
       酸性度の調整のために使用します。



2.肥料を施す時期
   時期は、休眠期、発育期、収穫期などと、大きく3つに分ける場合あります。
   肥料の50%は、基肥として休眠期に、残りを追肥として発育期・礼肥として収穫期に施すことが多いと思います。
   ここでは、季節の移り変わりに歩調を合わせた説明をしてみました。
   
  (1) 春肥(元肥)は、
       2月下旬から3月に、急成長に合わせて与えます。
       苗木を植え付けるときなど、事前に与える元肥です。
       有機質をベースにした遅効性のものか、マグアンプKなどの緩効性のものを使用します。
  (2) 夏肥は、
       5月上旬から6月上旬まで、新梢の成長を促進させるため施します。
       速効性の肥料を選びます。新梢が急成長しており、果実が成長するためです。
  (3) 礼肥は、
       8月中旬から9月中旬に、果実の収穫のお礼として施します。
       有機質をベースにした遅効性のものか、緩効性のものを使用します。
  (4) 追肥は、
       10月中旬に、秋枝の成長を助ける意味で与えます。
       生育に応じて必要な養分を追加で与えます。
       速効性のものを選びます。既に秋になっているからです。
  (5) 寒肥は、
       12月中旬から1月中旬までに、植え替えをした場合、与えます。
       休眠期である冬期に与えるものなので、必要に応じて施す寒肥です。
       有機質をベースにした遅効性のものか、緩効性のものを使用します。


3.施し方
  (1) 苗木(2〜3年目の樹)
       窒素(N)・燐酸(P)・カリ(K)の三要素成分が8〜14%含まれる複合肥料を1樹当たり年間100グラム施します。
      代表的な「硫安」で良いと思われます。

  (2) 成木(4年目以降の樹)
       面積約1坪で1樹当たり年間200〜350グラム施します。
      また、必要に応じて油粕・骨粉なども施します。

  (3) その他の肥料(※ 1年間に肥料を施す量です)
       1)硫安は、50グラム程度  2)微量要素(鉄・マグネシウム・亜鉛などのミネラル)は、20グラム程度

  (4) 硫黄粉末
       酸性度のpH調整用です。 年間20〜50グラム 必要となります。
       (※ 1年間に肥料を施す量です)     

  (5) 施す位置
      専用もの・油粕は、株から2cm〜3cm離します。
      硫酸アンモニウムは、株元から約30cm以上 離し、輪状に散布します。




ブルーベリーは、毎日忘れずに世話すると、必ず応えてくれます!
大きく美味しいブルーベリーを、日本の各地で育てましょう!

ブルーベリーは、冬に休眠します。


肥料は、寒肥を施す場合があります。
植え替えなどをした場合、必要に応じて寒肥を施します。
ハイブッシュ系は、寒さに強く根が凍り付いても大丈夫です。
しかし、枝は、硬くなっており、雪が積もり、枝が曲がった場合、折れる危険があります。
したがって、雪から枝を守る対策が大切になってきます。

【 12月 】
(1)必要に応じて3日に1回水やりをします。
(2)根が凍る冬です。
(3)休眠期には剪定をします。 『落葉したら剪定』、です。
その後、寒肥を与えることがあります。
ノーザンハイブッシュなどは、寒さに強く、根が凍りついても大丈夫です。
しかし、枝が硬くもろくなっているため、雪が積もる地域の場合、対策が必要です。

【 1月 】
(1)冬です、乾燥します、3日に1回水やりが必要です。乾燥に弱いからです。
しかし、雪が積もる地域の場合、雪からまもる必要があります。
そのため、角材などを使用し、囲います。
(2)冬の間、果樹は、休眠します。
(3)休眠期には剪定をします。 『落葉したら剪定』、と覚えましょう!
(※ 「剪定」は、詳細を記事で説明しました。)
切った枝は、挿し木として使用できます。
その後、寒肥を与えることがあります。

【 2月 】
(1)乾燥します、3日に1回水やりが必要です。
(2)開花が早いサザンハイブッシュなどの品種は、花芽が出始めます。
(3)しかし、多くの品種は、休眠中、植え替えは、この休眠中にできます。
冬季剪定は、2月で終わりです。
芽が出、根が動き出すため、有機肥料を必要に応じて与えます。



●以降の記述は、畑で育てる、豪雪地帯に必要な「雪対策」です。

雪対策
(1) 5cm角の角材が摩擦があり、枝を支えることに適しています。
    細く滑りやすい物は、雪が積もると、重さに耐えることができません。
    植え替えの際、根元から約10cm離して角材を打ち込みます。

(2) 摩擦が大きいロープを使用します。
    写真のように縄を使用し、滑りやすい化学繊維系のロープを避けます。

角材

縄

植え替え

成長に合わせ、植え替えが必要です。


果樹は、鉢植えの場合、約1〜2年間で根が鉢いっぱいになるからです。
この場合、出来れば、毎年植え替えをすると良いかもしれません。
例えば、1年目は5、6号(15から18cm)、2年目で10号(30cm)が適しています。
このようにして、株をスリムにほぐし、植え替えを継続します。

地植えの場合、3,4年は、まず鉢で育てると安心できます。
このような最適の大きさで育った果樹は、根株のために乾燥気味となり、根腐れしないからです。
しかし、鉢底に水を溜めることなく、排水性の良い状態を保つ必要があります。
果樹は、乾燥に弱い一方、根の部分に常に水があると、根腐れを起こすからです。

1.植え替えのポイント
主に次の条件で植え替えます。
(1)果実の収穫量が極端に少なくなってきた。
(2)10号鉢(30cm)で約2年となった。
(3)追肥を施しても、木が元気にならない。

2.植え替え時期
 植え替えは、果樹の成長が止まっている時が最適です。
 成長が止まる11月から、芽が出、根が動き出す前の3月です。

3.植え替え要領
(1)まず剪定します。
(2)根株を取出し、古い根を底の部分から切り離し、新しい根を出します。
(3)土を必要に応じてほぐし、スリムにします。
(4)容器や土の穴の大きさに合わせピートモスを用意します。
(5)水を充分加えたピートモスを鉢又は穴に入れ、ピートモスの中央に穴を開け、根株を入れます。 
(6)pHは、4〜5です。 pH計で直接計ることをお勧めします。
(7)地植えの場合、植え替えの際、根元から約10cm離して角材を打ち込みます。雪囲い又は目印として利用できます。
(8)乾燥したバークマルチ材をかけ、たっぷり水やりします。 この果樹は、乾燥に弱いのです。




ブルーベリーは、毎日忘れずに世話すると、必ず応えてくれます!
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ブルーベリーは、酸性の土で育ちます。



1.土のポイント
(1)酸性 (pH4.5〜pH5.5)
(2)通気性又は排水性
(3)有機物を含む
この条件を全て満たしている土は、目が粗いピートモスです。
この果樹は、充分水やりした、通気性が良いピートモスが大好き、と言うことができます。
ピートモスは、靴で踏みつけると、簡単にほぐれます。
水をピートモスに充分加え、かき回します。
pH計で酸性(pH4.5〜pH5.5)を確認します。

以上で、土が完成しました。


2.ピートモスとは
ピートモスとは、水ゴケ・アシ等の植物が堆積し腐植化した泥炭を脱水し、粉砕、選別したものです。
農業、園芸用土などの土壌改良材として用いられています。
ピートモスは、主にカナダなどから輸入されています。
苗木1本に対し、ピートモスは、約12リトルを目安に地植えで使用します。


3.マルチとは
ブルーベリーは、根が浅いため、乾燥を嫌います。
そのため表面の土が乾燥しないようにマルチを置きます。
マルチは、乾燥防止の他、土を外気から遮断し、温度を安定させ、雑草・害虫よけの効果が期待できます。
このような目的で使用される物を「マルチ」と言い、行為を「マルチング」と言います。

「マルチ」を効果的にするため、現在、主に次の方法があります。
(1)ウッドチップ,樹皮チップを乾燥防止・雑草対策用として、使用する。
   これは、効果があり、景観上も役立ちます。
   しかし、飛散,水で流されやすく、しかもコストが高くなり、
   害虫等が発生しやすく、厚く施工しないと効果がありません。
   また、毎年補充することが必要です。

(2)腐葉土を乾燥防止用として使用する。
   造園でよく利用されています。しかし、雑草防除にはあまり効果がありません。

(3)ワラ,葦等の植物シート,ネットを使用する。
   現在この方法は、資材の調達が困難であり、一部の地域に限られています。




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